お口の中の歯周病菌を減らすことがインフルエンザ対策に!

今年のインフルエンザは、例年より流行の立ち上がりが早く、ピークが長引く可能性もあると報告されています🦠ワクチン接種はもちろんですが、それだけでは100%は予防できません💉日々の手洗い、うがい、さらに歯磨き🪥で、ウィルスを体内に付着しにくくしていきましょう!
一般的な風邪は細菌が粘膜に付着するだけで、炎症を起こし、のどが痛くなったり、熱が出たりします。
が、インフルエンザウイルスは粘膜に付着しただけでは発症しません。細胞の中へ入り込むことで感染します。
インフルエンザウイルスの表面には「ヘマグルチニン(HA)」と「ノイラミニダーゼ(NA)」という2つの酵素があります。口からインフルエンザウイルスが入ると、HAがのどなどの粘膜の細胞にあるシアル酸にくっついて細胞内へ入り込み感染します。そして、2つ目のNAが、感染した細胞とHAの結合を切って、複製されたウイルスを遊離させ新たな細胞へ感染を拡大させます。このようにしてインフルエンザウイルスは感染し増殖します。
歯周病菌がもつタンパク分解酵素は上述したウイルスのHAに作用してウイルスを活性化させ、インフルエンザにかかりやすくなります。さらにインフルエンザ単独での細胞への感染よりも、歯周病菌が加わった場合の方が感染が拡大することが分かっています。
この歯周病菌を除去して、インフルエンザを予防するためにも日頃からお口の中を清潔に保つことがとても重要です🫗
歯磨きや歯科医院でのクリーニングで、お口の中の歯周病菌を減らし、インフルエンザを予防していきましょう!💪
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