マタニティ歯科について
マタニティ歯科とは、妊娠中の女性に特化した歯科治療と予防ケアを提供する
分野のことです。
妊娠中はホルモンの変化や体調の変化により、歯や歯茎の健康に影響が出やすく、特に妊娠性歯肉炎や歯周病のリスクが高まります。そのため、妊娠中の口腔ケアは非常に重要です。
マタニティ歯科治療
- 歯周病予防と治療妊娠中のホルモン変化により歯茎が炎症を起こしやすくなり、歯周病が進行するリスクが高まります。定期的な歯科検診や歯石除去などのメンテナンスが推奨されます。
- 栄養指導妊娠中の栄養バランスは母体だけでなく、胎児の発育にも影響を与えます。歯科医や栄養士によるアドバイスを受けることで、カルシウムやビタミンDなど、歯の健康に必要な栄養素を適切に摂取できます。
- つわりによる口腔ケア妊娠初期にはつわりがひどくなることがあり、頻繁な嘔吐が歯のエナメル質を損傷する原因になることがあります。適切な歯磨きや洗口剤の使用方法など、つわり時のケア方法が指導されます。
- 治療のタイミング妊娠中の歯科治療は、安定期（妊娠4～7か月）に行うのが最も安全とされています。緊急でない治療は出産後に延期することもありますが、必要な治療は妊娠中でも適切な配慮のもとで行われます。
- 赤ちゃんの歯のケア準備妊娠中にお母さんが正しい口腔ケアを学ぶことで、将来生まれてくる赤ちゃんの歯の健康維持に役立てることができます。
妊娠中は特に歯や歯茎のトラブルを避けるため、予防的なケアを重視し、
歯科医院での定期的なチェックを受けることを推奨しております。
新宿区妊婦歯科健康診査について
妊娠された方で、区内に住民登録のある方の歯科検診を行っております。
費用負担（自己負担金）はございません。
※ただし、上記以外の診査や治療を希望した場合には自己負担金が発生します。
まとめ
妊娠中の女性は特に口腔ケアを意識して、定期的な歯科検診や予防ケアで健康を維持し、出産に備えることが重要です。
当院にて何でもご相談いただければ幸いです。お気軽にご予約ください。
